1971-03-26 第65回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第8号
これは基本的にはやはり零細農業経営というものを規模を拡大しまして、もう少し農薬も少なくても済むような農業ということは当然前提として考えなければなりませんけれども、やはりすでに日本の農業では、農薬というものが農業生産のためには欠くべからざる資材になっておるということでございますので、これをほとんどなくしてしまうということは私はむずかしいのではないかと思います。
これは基本的にはやはり零細農業経営というものを規模を拡大しまして、もう少し農薬も少なくても済むような農業ということは当然前提として考えなければなりませんけれども、やはりすでに日本の農業では、農薬というものが農業生産のためには欠くべからざる資材になっておるということでございますので、これをほとんどなくしてしまうということは私はむずかしいのではないかと思います。
日本農業がまさに構造的危機に直面している今日、従来とられ来たった日本経済の二重構造に革命的施策を講じ、その一環として農産物の国内自給度の向上のためにも、現行零細農業経営に国土の高度利用を根幹とする抜本的措置が必要と思うが、総理並びに農林大臣の明確なる答弁を要求して、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣佐藤榮作君登壇、拍手〕
○丹羽政府委員 何ぶん非常に大きな土地ができますし、どういう農業をやったらいいかという点で、御承知の日本に普遍的でございます零細農業経営をこの地で単純に再生産してもつまらないではないか、やるならば新しくやったらどうかという考えは、私どもにもございますし、関係の方々にも非常にお強いのでございます。
もちろん衆議院におけるあなたの説明を伺いましても、農協の自己資金等を使うのだから、これは七分五厘据え置きでいいだろうと答弁しておりますから、そういう答弁じゃなく、少なくとも政府としても日本の零細農業経営に対して共同化を、私は協業という言葉はどうもあまり好きじゃないのです、共同化を推進していくためにはあらゆる施策でそれらを裏づけするような方向を、今の許された条件の中で取り上げていくべきであろうと思う。
このような傾向に即応して、私は、従来の労働集約的な零細農業経営を漸次脱却して、その近代化を促進するため、農政、財政、金融、労働、産業教育、工場の地方分散その他各般の施策を展開することが、農業者に他産業従事者に劣らない社会的経済的地位を確保する道であると信じ、予算編成上特段の努力を払うとともに、農業基本法を中核とする一連の施策を慎重に進めて参る考えであります。
このような傾向に即応して、私は、従来の労働集約的な零細農業経営を漸次脱却して、その近代化を促進するため、農政、財政、金融、労働、産業教育、工場の地方分散その他各般の施策を展開することが、農業二者に他産業従事者に劣らない社会的、経済的地位を確保する道であると信じ、予算の編成上特段の努力を払うとともに、農業基本法を中核とする一連の施策を慎重に進めて参る考えであります。
特にわが国のように零細農業経営の基礎に立っているテンサイ糖業は、今後なお一そうの保護を要することはもちろんであります。現在、テンサイ糖業振興に関しましては、てん菜生産振興臨時措置法並びに輸入糖に対する外貨割当制度の運用等によりまして、国内糖価を安定維持することによって、テンサイ耕作農家に対する原料代価格その他耕作条件等を保持し、テンサイ農業の健全なる発展を期待している現状であります。
このとき過小零細農業経営を母体とする今の農協が、これに対抗して農民防衛が可能であるかどうか、実は私は不可能だという見解を持つております。それについて先生の御見解を……。
穀菽主義零細農業経営では、国際農業に伍するときは経済的に破綻は免れないのでございます。農業が現状のままでは、農林業の窮乏はいつまでも日本経済の発展を妨げることになる。我が国家は資源には乏しいのでございますが、国土の八四%が未耕地で、牧野等に活用ができるのでございます。
また調査並びに要望等を総合いたしました結論につきましては、前回の本委員会において御報告せられました東北、北陸の二班及び近畿班のそれと大同小異でございますので、重複は避けたいと思いますが、ただわが国のごとき資本蓄積の僅少な零細農業経営にありましては、農地の改良造成あるいは災害復旧等をみずからの力で行い得るだけの経済的余力がありませんので、どうしても国家資本の投下を必要といたします。
昨日も申上げましたように協同組合とは、日本の零細農業経営を改善するために十分連絡を取つて参るように、この点につきましては繰返し繰返し指導をいたしておるわけであります。
かくして、土地改良及び復旧事業は生産力の増進のために強大な可能性をつくり出す必須條件ともいうべきものであつて、経済九原則に即應し食糧の自給度を高め、もつて食糧輸入のための対日援助を軽減する意味においても、また輸出振興に劣ることなき重要性を持つものであります(拍手) しかるに、わが國農業は一戸当り平均一町歩以下の零細農業経営であり、從來からも自力負担によつて土地改良復旧事業を行うことができず、補助金
それで農林省の畜産局が惡いというわけではありませんが、これはいろいろな戰災その他の関係でやれなかつたこともございますが、そういうことを考えますと、急速に日本の各農家には少くとも一頭くらいずつの割合で牛馬がいなければ、日本のような零細農業経営、特にアジア的過小農経営といいましようか、牛馬というものが各農家におらぬと、日本の農業経営が発展していかないと思う。
これら農地の交換分合は、第一に農民に土地を開放する、買收及び賣渡しをこの目標によりまして一挙にやるというところの技術最の問題もありますが、わが國の食糧増産というようなところの見地に立ち、また農地改革の裏づけとしての農業協同組合の精神といたしまして、世界に稀なる零細農業経営のわが國農業の改革にあたりましては、資本主義的の自作農、この制度を基礎といたしまして、そして社会主義的の内容をもつところの生産方法